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お葬式の弔問辞退が悩みの種に 2016年3月25日
メモリアルアートの大野屋関西支社です。
当店はお墓の相談センターですが、葬儀に関するお話しをお聞きすることもあります。
先日、このようなお話しをお聞きしました。
ある方がお身内を亡くされ、お葬式を行ったときのことです。
まわりの方に気を遣わせたくないというお心遣いから小規模なご葬儀を契約し、弔問や香典を辞退するお知らせを行ったそうです。
が、お知らせをご覧になった方々から「どうして参列しちゃいけないの?」「故人には生前、大変お世話になったので、どうしても香典を持参したい」といった問い合わせが相次ぎ、結局、会場に入りきれないほど多くの方が弔問にいらしたそうです。
たくさんの方に見送ってもらえて良かったけれども、当初、想定していたより規模が大きくなったため対応が大変だった・・・と、この方は仰っておられました。
前々回の記事でご紹介させていただいたコラム『葬儀 知っておいてほしいこと』でも、似たお話しが紹介されています。
「家族葬でやります」という意図が十分に伝わらなかったために、葬儀当日に大勢連れ立って弔問に来られ、食事も返礼品も用意できず、頭を抱えてしまった人もいます。
(京都新聞 2016年1月18日『葬儀 知っておいてほしいこと』より)
周囲への配慮は大切ですが、故人と生前に親交があった方が最後のお別れをしたいと思うのも自然なことかと思います。
コラムでも触れられていますが、こういったトラブルを避けるには、日頃から友人関係を子供さんにお話ししておいたり、何かに書き残しておいたりして、伝えるべき方を明確にしておくと良いですよね。
ちなみにお墓の場合だと、生前にお墓を建てる「生前建墓」「寿陵(じゅりょう)」と呼ばれる風習があり、家族に幸せをもたらす良いものとされていますが、生前建墓を通じて、元気なうちから将来どんなご供養を望むかを子供さんと話し合い、想いを共有することも、いざというときに慌てることなく納得のいくお祀りをする方法になるかと思います。
葬儀にしてもお墓にしても急に起こることですが、事前にイメージをもっておけば負担が軽くて済むかと思います。
見送る側、見送られる側、両方にとって良いお祀りができるよう、日頃から事前の準備や話し合いなどにも少し意識を向けてもらえたらと思います。
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